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今、世の中にはたくさんのポータブル電源が販売されています。
その中でも業界大手ブランド「EcoFlow」の「DELTAシリーズ」は特に人気のポータブル電源。
しかし、合計で6種類も販売されているので、
- 自分にどれが合っているのか?
- 性能はどう違うのか?
そこで、EcoFlowのアンバサダーも務めた私が、6種類すべてを比較レビューし、読者の皆さにとってどれを購入すべきなのかを解説していきます。
目次
- EcoFlow DELTAシリーズとは?
- ポータブル電源の最先端企業「EcoFlow」とは?
- なぜEcoFlow DELTAシリーズを比較するのか?
- EcoFlow DELTAシリーズのメリット・デメリット
- EcoFlow DELTAシリーズ比較レビュー
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- 出力性能
- 入力性能
- 拡張性
- 安全性
- 保証期間
- 価格
- 比較レビューまとめ
EcoFlow DELTAシリーズとは?
ポータブル電源の最先端企業「EcoFlow」とは?
EcoFlowは、2017年に設立された高性能なポータブル電源を製造、開発、販売している企業です。スローガンが「そのパワーが、新しい世界へ」というように、これまで高性能なポータブル電源の先駆けブランドとして急成長してきました。
読み方は「エコフロー」です!
DELTAシリーズ
- EcoFlow DELTA 2
- EcoFlow DELTA MAX(1600Wh)
- EcoFlow DELTA MAX(2000Wh)
- EcoFlow DELTA 2 MAX
- EcoFlow DELTA Pro
- EcoFlow DELTA Pro UG
RIVERシリーズ
- EcoFlow RIVER 2
- EcoFlow RIVER MAX
- EcoFlow RIVER 2 MAX
- EcoFlow RIVER Pro
- EcoFlow RIVER 2 Pro
ソーラーパネル
- EcoFlow 60W ソーラーパネル
- EcoFlow 110W ソーラーパネル
- EcoFlow 160W ソーラーパネル
- EcoFlow 220W 両面受光型 ソーラーパネル
- EcoFlow 400W ソーラーパネル
ソーラーパネル
- EcoFlow 100W据置型ソーラーパネル(柔性)
- EcoFlow 100W据置型ソーラーパネル(剛性)
- EcoFlow 400W据置型ソーラーパネル(剛性)
- 保証期間が過ぎたEcoFlow製品
- 故障・破損しているEcoFlow製品
- 中古で購入されたEcoFlow製品
日本に法人を構え「サポート体制」「高品質な製品」「回収サービス」まで充実しているので、安心して購入することができるブランド、それがEcoFlowになります。
画像出典:公式サイト
なぜEcoFlow DELTAシリーズを比較するのか?
EcoFlow DELTAシリーズは、2020年にクラウドファンディングサイトMakuakeで「3億円近く」も応援を集めた「EFDELTA」(今はDELTA 2にリニューアル)から始まり、画像出典:公式サイト
2022年にはEcoFlow DELTA Proが「3億7000万」を集め、シリーズほとんどが伝説級のポータブル電源。画像出典:公式サイト
そんなDELTAシリーズですが、- シリーズの種類が増えてどれを購入すればいいかわからない
- 私の用途(アウトドアや防災など)に合ったものがわからない
- サイズやウエイトなど大きく重くないのかな
だからこそ、忖度なしで徹底比較し、読み終えた後にはどれを購入しようか決まっている!という内容でお届けしていきます!
EcoFlow DELTAシリーズのメリット・デメリット
EcoFlow DELTAシリーズを比較レビューする前に、製品それぞれの「メリット」「デメリット」について軽く解説。EcoFlow DELTA 2のメリット・デメリット
EcoFlow DELTA 2は、上記で紹介したEFDELTAがリニューアルされた、販売されてまだ新しいポータブル電源。画像出典:公式サイト
メリット・デメリット
EcoFlow DELTA Maxのメリット・デメリット
EcoFlow DELTA Maxは、現状DELTAシリーズでもっとも古いポータブル電源で、「1600Wh」と「2000Wh」の2つの電池容量のタイプが販売されています。画像出典:公式サイト
メリット・デメリット
EcoFlow DELTA 2 Maxのメリット・デメリット
EcoFlow DELTA Maxの後継機として、2023年に登場したのがEcoFlow DELTA 2 Max。画像出典:公式サイト
メリット・デメリット
EcoFlow DELTA Pro(UG)のメリット・デメリット
個人的には、全ポータブル電源の中でも王者に君臨する性能を誇るのがEcoFlow DELTA Pro。画像出典:公式サイト
メリット・デメリット
メリット・デメリットを踏まえて詳しく比較レビューしていきます!!
EcoFlow DELTAシリーズ比較レビュー
ここから比較レビューを、初心者の方でもわかりやすく下記の順番で比較解説。
レビューの流れ
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- 出力性能
- 入力性能
- アプリ
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
EcoFlow DELTAシリーズのビジュアルは、DELTA Pro以外はほぼ同じになり、前面は「ディスプレイ」や「USBポート」、背面は、充電するための入力ポートやコンセントなどがあり、
両側面は、排熱溝がしっかりとあり、2色のマッドなデザインがたまりません。
持ち手は、かなり大きいのですが手に馴染む構造で持ちやすいのが特徴です。
上下にEcoFlowのポータブル電源を重ねて置けるのは便利。
DELTA 2とDELTA 2 Maxと、見た目が違う部分が、側面部分のポート数で、DELTA 2は「1口」に対して、
DELTA 2 Maxは「2口」あります。(後で解説)
サイズは、EcoFlow DELTA 2が「40 x 21.1 x 28.1cm」で、電池容量から考えると業界比較でコンパクト!
EcoFlow DELTA MaxとDELTA 2 Maxは、まったく同じサイズの「49.7 x 24.2 x 30.5cm」となります。
一方、EcoFlow DELTA Proの見た目は全然違い、側面から見ていくと大きな「排熱溝」があり内部の温度を下げてくれます。
前面は、ディスプレイや幾つかのポートが配置され、
後面にもポートがいくつかあり、中でも「大きなタイヤ」には驚きです!
上面は他のDELTAシリーズ同様平らになっているので、このように縦に積み上げれ、
サイズは「63.5 x 28.5 x 41.6cm」と、性能と電池容量から考えると業界ではこれでもコンパクトな方。
とはいえ、DELTA 2 Maxと比べても、親子ほどの差があるので大迫力なのは確かです。
持ち手は、人間工学に基づき設計されているのでかなり持ちやすいのですが、
ウエイトが「約45kg」もあるので、持ち上げるというよりも立ち上げるのが精一杯。
しかし、前面には、
まるでスーツケースのように、伸縮する持ち手が現れ、「2段階」の長さに調整可能!!
これにより、舗装された道路であれば、スイスイついてくる。
しかし、砂利道は地獄で、もはや持ち上げたほうが楽なほど動きませんでした。(持ち上げるのも地獄ですが)
それぞれのサイズやウエイトをまとめましたのでご参考ください。
製品名 | 横(cm) | 縦(cm) | 高(cm) | 重量(kg) |
---|---|---|---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 40 | 21.1 | 28.1 | 12 |
EcoFlow DELTA Max 1600 | 49.7 | 24.2 | 30.5 | 22 |
EcoFlow DELTA Max 2000 | 24.3 | |||
EcoFlow DELTA 2 Max | 25.6 | |||
EcoFlow DELTA Pro | 63.5 | 28.5 | 41.6 | 45 |
EcoFlow DELTA Pro UG |
ディスプレイはDELTAシリーズで大きな差はなく、シンプルながら必要な表示がすべてあるので素晴らしい!
なお、LEDライトは装備されていないので注意しましょう!!
画像出典:公式サイト
まとめ
- DELTA 2は業界比較でかなりコンパクトで軽い設計
- DELTA Max、DELTA 2 Maxは、サイズがすべて同じだがウエイト違い
- DELTA Proはポータブル電源というよりは家庭用蓄電池
電池性能
ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」。まずはRIVERシリーズ、RIVER 2シリーズ共通の項目はこちら。
共通の電池性能
- パススルー機能:あり
- 放電深度:10%と想定
- 保管温度範囲:0°C ~ 40°C
- 動作温度範囲:-20°C ~ 40°C(DELTA 2のみ-10°C ~ 40°C)
- 充電温度範囲:0°C ~ 40°C
- 生産地:中国
ここで、EcoFlow DELTAシリーズの特徴として、
専用のエクストラバッテリーで「容量を後で増やす(モジュール型)」ことができます。
EcoFlow DELTA 2は、「1つ」まで側面のポートに専用のケーブルを差し込み合体させます。
EcoFlow DELTA 2 Max 専用エクストラバッテリー
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差し込んで、2台を合体させます。(かなり太めのケーブル)
EcoFlow DELTA Pro 専用容量拡張バッテリー
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ポイント
- エクストラバッテリーの方が価格が「数万円」安い
- 連結させることで太陽光充電などの際に電力を倍、貯めることができる
アウトドアというよりも、防災グッズや節電グッズとして使用される場合、エクストラの方が相性がいいでしょう!
予算の都合はあると思いますが、電池容量の選び方として、
- 1人で使用する予定:1000Wh以下のポータブル電源
- 2人で使用する予定:1000~2000Whのポータブル電源
- 3人以上で使用する予定:2000Wh以上のポータブル電源
画像出典:公式サイト
電池寿命(充放電サイクル)
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。現在販売されているポータブル電源の「主な電池」は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)
そして、2023年の現在において「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶことをおすすめしています!
なぜリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶべきなのかをまとめました。
まとめ
- 安全性と安定性が三元系よりも高い
- 毎日使用しても10年間使えるので防災グッズとして保管しやすい
製品名 | 電池容量(Wh) | 拡張電源1つ目(Wh) | 拡張電源2つ目(Wh) | 電池寿命(サイクル) |
---|---|---|---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 1024 | 2048 | – | 3000回以上(残存80%) |
EcoFlow DELTA Max 1600 | 1612 | 3224 | 4836 | 800回以上(残存80%) |
EcoFlow DELTA Max 2000 | 2016 | 4032 | 6048 | |
EcoFlow DELTA 2 Max | 2048 | 4096 | 6144 | 3000回以上(残存80%) |
EcoFlow DELTA Pro | 3600 | 7200 | 10800 | 3500回以上(残存80%) |
EcoFlow DELTA Pro UG |
電池寿命は、DELTA Max 1600、2000が短寿命電池なので、購入の際には十分にお気をつけください!
付属品
EcoFlow DELTAシリーズの付属品は、「すべて同じ」になります。付属品
- AC充電ケーブル
- 車載シガーソケット充電ケーブル
- DC5521-DC5525ケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
それはソーラーパネルと接続する際に必要な「XT60i変換ソーラー充電ケーブル」。
EcoFlowだけじゃなく、他社のソーラーパネルとも接続する際に必要になってくるので、必要な場合はEcoFlow公式HPで購入しましょう!
またEcoFlowの素晴らしいところが、「付属品がシリーズで統一」されていることです。
たとえば、EcoFlow DELTA 2のAC充電ケーブルを紛失してしまっても、
他のDELTAシリーズのAC充電ケーブルでも普通に使えるのです。
付属品を紛失した場合はEcoFlowの公式で購入可能ですが、
もう1つDELTAシリーズを購入するのも手だったりします!
画像出典:公式サイト
出力性能
次は出力性能をレビューしていきます。出力性能とは、コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
出力方法
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力
DELTAシリーズを選ぶ上で、もっとも大事な要素の一つになります!
ACコンセント出力
AC出力とはポータブル電源に「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。EcoFlow DELTAシリーズ共通の項目は以下の通り。
AC出力
- 電圧:100V
- 周波数: 50/60Hz 切替可能
- 波形:完全正弦波
電圧・周波数・波形について不明点があればクリックでご確認ください!
スクロールできます
製品名 | 定格出力(W) | X-Boost(W) | コンセント数(口) |
---|---|---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 1500 | 1900 | 6 |
EcoFlow DELTA Max 1600 | 2000 | 2400 | |
EcoFlow DELTA Max 2000 | |||
EcoFlow DELTA 2 Max | |||
EcoFlow DELTA Pro | 3000 | 3750 | 5 |
EcoFlow DELTA Pro UG |
ここで大事な「定格出力」とは、その数値までのパワーが必要な電化製品を使用できる値のことです。
例えば停電時に扇風機を動かしたい時は、我が家のであれば最大出力で動かしても「17W」しか消費されないので、DELTA 2だと「54時間」ほど使うことが可能。
お湯を沸かすのに「570W」必要な、アウトドアや避難所で役にたつ携帯用ケトルも問題なく使用可能です。
ではパワーが1200W必要なドライヤーはどうでしょうか?
1番定格出力が小さいDELTA 2でも、「1500W」まで使用可能なので、まったく問題なしですね!!
DELTA 2 Maxだと、ドライヤーとケトルを同時使用しても動かすことができ、
DELTA Proに関しては、電動ノコギリなどの電気工具を使用できるほどのパワーを誇ります。(この時に必要だったパワーは3000Wを超えていました)
ではここで、DELTAシリーズの機能である「X-Boost」について実験していきましょう!
実験として出力が1200Wあるケトルとドライヤーを実際に使用していきます。
当然ながら、例えばEcoFlow RIVER Maxでは使用できないはずなのですが、なんと「600W」の出力で動かせているじゃありませんか!?
では一方、EcoFlow RIVER 2 Proでドライヤーを使用した場合「861W」ほどパワーを出しで1分ほどでオーバーロードしました。
画像出典:公式サイト
この理由をまとめますが、少し難しい内容になります。ポイント
RIVERシリーズ、RIVER 2 シリーズのすごいのが、独自技術のX-Boostモードにより、電化製品の出力(電圧)を、使用できる出力まで自動で下げることで、動かすことができるのです。
当然、出力を下げて使用しているので、
- ドライヤーはパワーが弱い
- ケトルは通常よりも温めるのに時間がかかる
USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。RIVERシリーズ、RIVER 2 シリーズのUSB出力は、異なる部分が多いので、綺麗に表にまとめます。
USB出力
- USB-A(5V/2.4A):2口
- USB-A(QC18):2口
- USB-C(PD100):2口
ちなみに、ACアダプターを使えばもう1つUSB-Cを使用可能なのですが、
AC→DCに電力を変換時に、電力のロスが発生してしまうので、あまりおすすめではありません。
画像出典:公式サイト
DELTAシリーズのUSB性能は、業界最高クラスの性能になります。
DC出力
EcoFlow DELTAシリーズのDC出力を比較していきましょう!最近ではDCケーブルを用いたカメラや電化製品はほとんどなくなりましたのでオマケ装備とお考えください。
とはいえ、シガーソケットにはまだまだ価値があります。
例えばシガーソケットで「ご飯を炊く」ことができる商品があり記事にもしておりますのでご参考ください。
もしUSB-AやUSB-Cのポート数が足りない場合もガジェットを購入することで増やすことが可能です。
おすすめは「AUKEY Rapide Mix 45W」が
2023年8月末に販売されたばかりで、高性能なのにコスパ最高でいい感じ!
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DC出力は、DELTAシリーズ共通性能になります!
入力性能
次は入力性能をレビューしていきます。入力性能とは、EcoFlow DELTAシリーズを充電する際に、
どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の3つ。
入力方法
- ACコンセント
- シガーソケット
- 太陽光パネル
ACコンセント入力
EcoFlow DELTAシリーズを家庭のコンセントに差し込んで充電するAC充電は、付属されている「ACケーブル」を使用します。接続は簡単でEcoFlow DELTAシリーズのご覧のポートに差し込むみ、反対を家庭用コンセントへ!
画像出典:公式サイト
充電時間は、電池容量がそれぞれ違うため、時間も変わってくるので表にわかりやすくまとめました。製品名 | 80%までの充電時間 | 100%までの充電時間 |
---|---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 50分 | 80分 |
EcoFlow DELTA Max 1600 | 60分 | 100分 |
EcoFlow DELTA Max 2000 | 70分 | 120分 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 60分 | 100分 |
EcoFlow DELTA Pro | 120分 | 190分 |
EcoFlow DELTA Pro UG |
コンセント充電時間に関しては、
- EcoFlow DELTA 2
- EcoFlow DELTA 2 Max
- EcoFlow DELTA Pro
シガーソケット入力
車中泊や災害時でも充電できる「シガーソケット」は、すべての製品で実装しています。シガーソケット入力
- 対応車:12V/24V
画像出典:公式サイト
製品名 | シガーソケット充電時間 |
---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 約12時間 |
EcoFlow DELTA Max 1600 | 約17時間 |
EcoFlow DELTA Max 2000 | 約21時間 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 約21時間 |
EcoFlow DELTA Pro | 約37時間 |
EcoFlow DELTA Pro UG |
太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点や、電気代も削減できるためお財布にやさしい発電方法です。DELTAシリーズそれぞれ、太陽光パネルにより充電量に上限と、相性の良いEcoFlowのソーラーパネルをまとめました。
製品名 | 入力最大値(W) | 相性の良いソーラーパネル |
---|---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 500 | 160W ソーラーパネル |
EcoFlow DELTA Max 1600 | 800 | 160W ソーラーパネル |
EcoFlow DELTA Max 2000 | 800 | 160W、220W ソーラーパネル |
EcoFlow DELTA 2 Max | 1000 | 160W、220W ソーラーパネル |
EcoFlow DELTA Pro | 1600 | 220W、400W ソーラーパネル |
EcoFlow DELTA Pro UG |
この数値以上の太陽光充電を行うと故障の原因になるのでご注意を!
接続するには上記でもお伝えした「別売り」のアンダーソンケーブルが必要なのでご注意を!
EcoFlowのソーラーパネルの詳しい設置方法や発電量などは、詳しくレビュー記事がありますので合わせてご覧ください!
アプリで操作
まずはEcoFlow DELTAシリーズすべてに備わっているアプリでの遠隔操作。機能があるので主要なのをピックアップすると、充電速度を変更する機能が面白いです。
充電速度を変更する理由
充電速度は早い方がいいじゃないか!
と思う方が多いと思いますが、充電速度を遅くすることで、
- ご家庭のブレーカーが落ちるのを防ぐ
- ゆっくり充電することでファンが静かになり騒音にならない
他にも「周波数の変更」「待機時間の変更」「充電や放電が指定の%になると停止する」などの様々な機能を使うことができます。
スマート発電機
EcoFlow DELTAシリーズは、オプションの「スマート発電機」でガソリンで発電した電気で充電することができます。スマート発電機はスマートというだけ賢く
「DELTAシリーズの指定の%を下回ると自動でガソリン発電を開始し、また指定の%まで給電してくれるのです!
ただ、DELTAシリーズの全てにAC充電可能ですが、DELTA Proをお持ちであれば、さらにオプションの「EcoFlow DELTA Pro専用 XT150変換アダプター」があると完璧です。
接続は、エクストラバッテリーと同じポートに差し込んだら反対側は、スマート発電機の付属ケーブルを差し込むだけ。
スマート発電機について
スマート発電機は、すべてのDELTAシリーズに充電は可能です。
ただ発電した電力を充電する場合はACコンセントと同様の充電方法となり、この方法で充電した場合は、電力のロスが生じます。
ただDELTA Proのみ、ここに違いがあり、
上記の「EcoFlow DELTA Pro専用 XT150変換アダプター」を用いることで、このロスを防ぐことができます。
つまりガソリンで発電した電力を最大限に充電することが可能なのです。
もしスマート発電機をご使用予定の方は、高額なので気軽には購入が難しいですが、
EcoFlow DELTA Proのお買い求めをおすすめします!
画像出典:公式サイト
ダブルボルテージハブ
EcoFlow DELTA Proのみのオプションとして「ダブルボルテージハブ」により「200V」の電化製品を使用可能です。
ただし、これには条件があり、なんとEcoFlow DELTA Proが「2台必要」になってきます!
1台でも高額なのに、2台・・・・ヒィィ〜
ダブルボルテージハブを差し込むだけ。
ダブルボルテージには、200Vのコンセントの差し込み口が「2口」あるので、
200Vで代表的なものといえば家庭用エアコンですが、
停電時でも普通に使うことができるので、やばいですよね・・・
EVステーション充電
EcoFlow DELTA Proのみのオプションで、キャンピングカーやテスラなどのEV自動車が充電時に利用する、EVステーションで充電することが可能です。実はこのEV充電がかなり充電速度が速く
- ACコンセント充電:3.1時間でフル充電(最大1500W)
- EVステーション充電:1.8時間でフル充電(最大3000W)
接続方法は簡単で、先ほどのダブルボルテージハブと同じ場所に差し込むだけでOK。
画像出典:公式サイト
積んでおくだけで、どんなクルマもキャンピングカーのように全国どこででも充電することができます。
安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!画像出典:公式サイト
EcoFlowのポータブル電源は世界中の国々で販売されているので、世界各国の安全認証をクリアしております。十分に安全基準を突破しているので安心してご購入ください!
BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、「バッテリー管理システム(BMS)」という安全装置が備わっています。画像出典:公式サイト
EcoFlowの製品は過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理をしっかり行なっている電源なのでご安心ください。ポイント
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「3ヶ月に1回の点検」「80%程度まで充電」を推奨します。
画像出典:公式サイト
EPSとは?
家庭用電力のブレーカーが落ちても、電力供給元が30ms(ミリ秒)以内でDELTAシリーズのバッテリーに切り替わるため、電気製品をそのまま稼働し続けることができる機能。
少しわかりにくい解説ですが、停電した時に、デスクトップのパソコンの電源がコンセントから一瞬でDELTAシリーズの電力に切り替わり、パソコンの電源が落ちないようできる機能!
EPS機能があるのは、優れたポータブル電源のみなので、購入の際にはあるもを選ぶと良いでしょう!
ファンの音の大きさ
ポータブル電源を選ぶ際、使用時の「ファンの音の大きさ」はとても大事な要素なので、すべての製品で実際に実験しまとめました。画像出典:公式サイト
製品名 | 最大出力時のファン音 | 最大入力時のファン音 |
---|---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 62db | 65db |
EcoFlow DELTA Max 1600 | 58db | 58db |
EcoFlow DELTA Max 2000 | 58db | 58db |
EcoFlow DELTA 2 Max | 53db | 53db |
EcoFlow DELTA Pro | 64db | 63db |
EcoFlow DELTA Pro UG | 60db | 60db |
ファンの音のまとめ
- ファン音が1番小さいのはDELTA 2 Max
- DELTA Pro UGは1,000W 以下で稼働する際に45dB以下に
- ファン音に大きな差はありませんでした
電化製品使用後はすぐにファンが停止するのもDELTAシリーズのメリット!
保証期間
近年、電池の寿命が長くなり、保証期間も長期に移行する中、EcoFlowはどうでしょうか。EcoFlowは製品やタイミングによって保証期間が代わり、2023年下半期の保証期間をまとめました!
スクロールできます
製品名 | 公式HPからの購入の保証期間 |
---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 5年 |
EcoFlow DELTA Max 1600 | 3年 |
EcoFlow DELTA Max 2000 | 3年 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 5年 |
EcoFlow DELTA Pro | 5年 |
EcoFlow DELTA Pro UG | 5年 |
DELTAシリーズは、EcoFlow公式HPで購入することで「5年保証」になるので、
公式からの購入をおすすめします!
価格
EcoFlowのポータブル電源は、安全で高性能なのですが、やはり「価格」は大事な要素です。DELTAシリーズの「価格」と「1Whの価格」をまとめてみました。
スクロールできます
製品名 | 価格(税込) | 1Whの価格 |
---|---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 143,000円 | 139.6円 |
EcoFlow DELTA Max 1600 | 187,000円 | 117円 |
EcoFlow DELTA Max 2000 | 242,000円 | 120円 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 254,100円 | 124円 |
EcoFlow DELTA Pro | 440,000円 | 122円 |
EcoFlow DELTA Pro UG | 462,000円 | 128.3円 |
価格を踏まえて、どれを購入するべきか忖度なしで最後にまとめました!
比較レビューまとめ
上記の内容を踏まえ、EcoFlow DELTAシリーズが、どんな方におすすめなのか忖度なしで解説していきます。EcoFlow DELTA 2はどんな方におすすめなのか?
ポイント
- コンパクトで軽量、かつ大容量なのでアウトドアに最適サイズ
- パワーは十分なので、ドライヤー、ケトルなども使用可能
- 長寿命電池、5年保証なので長く愛用できる
キャンプや車中泊の為の大容量ポータブル電源をお探しの方に、最適すぎるぐらいの逸品です。
EcoFlow DELTA Max 1600、2000はどんな方におすすめなのか?
ポイント
- DELTA Max 1600も2000も価格が大幅に安くなっているとき以外はおすすめではない
- DELTA Max 1600を購入するならDELTA 2が長寿命電池・5年保証の観点でおすすめ
- DELTA Max 2000を購入するならDELTA 2 Maxがすべてにおいて上位になる上に価格差もあまりないのでおすすめ
DELTA Maxは、今後は廃盤になっていくと予想しており、価格が大幅に安くなっているタイミング以外の購入はおすすめしていません。
EcoFlow DELTA 2 Maxはどんな方におすすめなのか?
ポイント
- キャンプや車中泊などのアウトドアにはやや重く大きさがあるが超高性能
- 防災グッズにも大容量なのでDELTA 2よりも安心感がある
- 拡張バッテリーで太陽光から充電し電力の自給自足も可能
電池容量、サイズ、ウエイト、パワー、すべてにおいてもっともバランスがよく、DELTAシリーズでもっとも汎用性が高い!
EcoFlow DELTA Proはどんな方におすすめなのか?
ポイント
- 言わずと知れた、業界最強のポータブル電源
- キャンプでは重く移動しずらい点で使用がなかなか難しい
- 車中泊では車の中に置いておけるのであれば相性が抜群
- 防災グッズ、節電グッズと非常に相性がいい
- EV充電、200Vコンセントなど拡張性が半端ない
これ1台あれば、すべてを満たす最強電源!だけど45kgの重さがあるので、その重さを扱える方のみ購入しましょう!
まとめ
非常に長い記事になり、最後までご覧いただいた方には感謝です!EcoFlow DELTAシリーズは、
正直どれを選んでも正解なほど素晴らしい中、個人的な意見を多く入れ、徹底比較レビューしてみました。
EcoFlowの元アンバサダーなのに、
結構ダメなものはダメと言っており戦々恐々ですが・・・
では最後に、まだ迷ってる方にアドバイス。
- 初めてのポータブル電源で予算も少なめ→EcoFlow DELTA 2
- キャンプや車中泊に最適なものを探している→EcoFlow DELTA 2
- アウトドアだけじゃなく防災グッズやベランダ充電にも使用したい→EcoFlow DELTA 2 Max
- 太陽光発電でオフグリッド生活を実現したい→EcoFlow DELTA Pro