腕時計の選び方

1. 時計はまずリュウズを触るべし

ある評論家が、クルマは10メートル走ればわかると語った。

時計も同じで、リュウズを引っ張って、時間を合わせたり、ゼンマイを巻けばある程度はわかる。

30万円以上の自社製ムーブメントを載せた時計の場合、時間を合わせる際、ごりごりした感触のあるモノは避けた方がいい

またゼンマイを巻く重さと、針合わせの感触が極端に違うモノも、避けた方がいい。車で言うと、アクセルとクラッチの重さが違うようなものだ。きちんとしたメーカーは、両者の重さが同じようになるよう配慮している。

2. 時計は角を見るべし


工作機械が進歩した結果、最近の時計はエッジの立ったケースを持てるようになった。ただし注意すべきは、エッジの立ち具合である、立ちすぎたものは、シャツの袖を痛める

とりわけケースの裏側やブレスレットのつなぎ目には注意。指で触ってみて、痛いと思うモノは避けるべし。

3. 時計は面を見るべし

時計の外装を見たければ、ケースの鏡面に顔を近づけるべし。良い車のボディに同じく、顔が歪みなく写るモノは良質だ

4. 部品の隙間は適切か?

クルマのドアとボディの隙間が空きすぎていると、遠目から見てもカッコ悪い。時計も同じ。部品同士の隙間が詰まっているほど、時計はよく見える。例えば、ブレスレットの弓管(ラグの間をカバーする部品)と、ラグの隙間。

5. ブレスレットには適度な遊びがあるか?

時計メーカーの成熟を知るには、ブレスレットを見ればいい。一般的に言われるのは、左右の遊びが小さなブレスレットは良い、である。しかし遊びの小さすぎるブレスレットは、付けていて疲れる上、毛を挟む場合がある。とりわけ毛深い人は、ブレスレットの遊びには要注意

6. 発色のいい文字盤は魅力的だ

最近各社が力を注ぐのは、発色の良い文字盤。しかし色を鮮やかに出すには、作るメーカーと、発注者にそれなりのノウハウがいる。とりわけ、グリーンやイエロー、レッドなどは、色を出すのが大変に難しい。採用しているモデルがあるなら、そのメーカーには力量がある、と考えるべきだろう。

7. 自社製ムーブメントだからといって、良いとは限らない

いわゆる高級時計には、自社製ムーブメントを載せるものが増えてきた。しかし必ずしも、自社製だからといって良いとは限らない。もし買うならば、パワーリザーブが長いものや、何かしらの特徴があるものを選ぶこと。また出始めの自社製ムーブメントには不具合が多い。出て数年たったものを買う方が吉だ。

腕時計おすすめブランドランキング5選

1位:Nordgreen(ノードグリーン)

ノードグリーンの時計はシンプルで洗練されたデザインが特徴で、シンプルでスタイリッシュな腕時計が好きな人たちから支持を集めています。

また、ヴィーガンレザー(非動物性)など環境に優しい素材を使用し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを取り組んでいることでも知られています。

Nordgreen(ノードグリーン)PHILOSOPHER

PH40SIMESIXXPH36SIMESIXX
流行を問わないヤコブ・ワグナーのデンマークデザイン。簡単に付け替えができるストラップ。

左右非対称な秒針が、洗練された動きとともに、時を刻む度に過去と未来を切り離します。
円錐形になっている文字盤ケースは、しっかりしたラグにより信頼をもってしっかり支えられているような形にデザインされています。


二重構造のように立体的な形のダイヤルは昔の科学測定器をイメージしています。日本のクォーツムーブメントを取り入れたPhilosopherは、精度と機能性を長く保てるよう設計されているのでおすすめ
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2位:ロレックス(ROLEX)

「ロレックス」は高級腕時計の代名詞的なブランドとして世界的に認知されているブランド。高精度かつ優れた防水性とデザイン性を兼備した腕時計を次々と生み出しています。

時が経つにつれて価格が高騰するモデルが多いのも特徴。普段使いはもちろん、資産として高級腕時計を所有したい方にもおすすめのブランドです。

ロレックス(ROLEX) コスモグラフ デイトナ


ロレックスを象徴する人気モデル「コスモグラフ デイトナ」の腕時計です。ホワイトの文字盤に映えるおしゃれなクロノグラフとベゼルが魅力。アワーマーカーには18ctゴールドと視認性に優れたルミネッセンス素材を使用しています。

自社で開発した自動巻きのムーブメントを搭載し、日差±2秒という高い精度を実現。また、ケースやベルトには航空宇宙産業でも使われるオイスタースチールを採用しており、耐蝕性に優れています。

防水性能は100m防水。ひと目でロレックスだと分かるモデルなので、ステータス性を重視する方におすすめです。
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3位:オメガ(OMEGA)

「オメガ」はスイスの高級腕時計ブランド

NASAの宇宙飛行士が着用した「SPEEDMASTER」やダイバーズウォッチ「SEAMASTER」など、堅牢な高級腕時計を多く開発しています。

独自開発の摩耗が少ないムーブメント「コーアクシャル」もオメガの魅力。タフな高級腕時計が揃う、おすすめのブランドです。

オメガ(OMEGA) SEAMASTER DIVER 300M コーアクシャル マスター クロノメーター 42MM


ダイビングやサーフィンなども安心して楽しめる、300m防水を備えた高級腕時計です。ホワイトの文字盤には、波のような上品な模様をデザイン。重厚感のある逆回転防止ベゼルも魅力です。

マスタークロノメーターに認定された、高精度な自動巻きムーブメントを搭載しているのも特徴。高い耐磁性を備えているので、電子機器が多い場所でも安心して着用できます。

時針や分針などには蓄光塗料が塗布されており、夜間の視認性も良好。ちょっとしたお出かけからアウトドアシーンまで幅広く活躍する、おすすめの高級腕時計です。
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4位:ブレゲ(Breguet)

「ブレゲ」は1775年にフランスで生まれた高級腕時計ブランド。自動巻き機構やトゥールビヨンなど、革新的な機能を数多く開発してきたブランドとして、世界的に知られています。

ギヨシェ模様など、緻密なデザインも同メーカーの魅力。何世代にもわたって洗練されてきた高級腕時計が揃う、おすすめのブランドです。

ブレゲ(Breguet) クラシック 5157BR/11/9V6


手彫りによるギヨシェ模様があしらわれた、上品な文字盤が魅力の高級腕時計です。自動巻きのムーブメントを搭載。時針や分針には、ブレゲ針と呼ばれる先端が月のような形をした針を採用しており、デザイン性に優れています。

ケースの素材は18Kイエローゴールド。裏側は透明なサファイア・ケースバックを採用しているので、ムーブメントの動く様子を存分に楽しめます

防水性能は3気圧防水。結婚式の二次会や高級ホテルでのディナーなど、華やかなシーンで活躍するおすすめの高級腕時計です。
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5位:ブルガリ(BVLGARI)

ブルガリはジュエリーを中心に幅広いアイテムを扱うラグジュアリーブランド。腕時計については、薄型世界記録を更新し続ける「オクト フィニッシモ」などが人気です。

ひと目でブルガリと分かるアイコニックなモデルが多いので、上品なワンポイントとして活躍する腕時計を探している方はぜひチェックしてみてください。

ブルガリ(BVLGARI) オクト フィニッシモ ウォッチ


厚さ6.4mmの薄型ステンレスケースを採用した、ブルガリを象徴する高級腕時計です。ムーブメントは自動巻き。スモールセコンドを7時位置に配置することで、シンプルながら個性のあるデザインに仕上げています。

シースルーバック仕様のケースを採用しており、自動巻きムーブメントの美しい動きを鑑賞できるのが嬉しいポイント。また、100m防水仕様なので、天候を気にせず日常的に着用したい方にもぴったりです。

オン・オフを問わず幅広い場面で使いやすい高級腕時計なので、ぜひチェックしてみてください。
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